果実によっては多少作り方は違いますが、基本はほとんど一緒です。まずは、基本的な作り方をマスターしてしておきましょう。
 
市販のビンをわざわざ買わなくても、ジャムやコーヒーなどの空きビンで充分。
密閉できるものであれば何でもOK。作る量に応じて使い分けてもいいですね。
果実酒は、色や香り、味を楽しむものなので、無色透明で雑味のないホワイトリカーが最も適しています。
アルコール度数の高いものほど果実の成分浸出を早めるので35度のものがよいでしょう。アルコール度数が低すぎるとカビが生えてしまうこともあるので注意してください。
お酒に甘みをつける糖類は、お好みで加減してください。
ただし、糖類にはエキス成分を浸出する働きもありますので、量があまりにも少ないとうまく浸からないことがあります。
純度の高い氷砂糖を使うのが一般的ですが、グラニュー糖や白ザラメ、蜂蜜、黒糖などでもOKです。
果実の酸味がお酒にコクを与えるので、新鮮で熟しすぎないものがベスト。
 
果実の水分を切るときに役立ちます。
果実酒を広口ビンから移し分けるときに活躍します。